試験前に脳活性化

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試験直前の10分は非常に貴重だ。
最後まで教科書やノートに目を通すことになるだろう。
この10分のうち、3分間を単純計算に充当したらどうだろうか？
より脳の機能を高めた状態で試験に臨むことができる

さらに試験中にも活用のヒントがある。
試験中、解けない問題は後回しにして、まずできる問題から片付ける。

できる問題がすべてクリアしてからあらためて難問にリトライするのがセオリーだ。
さて、難問にリトライしてもさっぱり歯が立たなかったらどうするか？

問題用紙を裏返しにして、フリーハンドでマスを描く。
3分間100ます計算を実施し、前頭前野に血流を送る。
その後、再度難問にチャレンジしてみてはどうだろう。

試験のプリントは、裏表に印刷されているので、100ます計算はできないという場合もあるかもしれない。
その場合は頭の中で九九を唱えるのがいいだろう。
筆記するときの効果には及ばないが、それでも前頭前野に血流を送る効果はある。

ただし、試験中の3分間が非常に貴重であることは言うまでもない。
できる問題をすべて解答し、かつ残った問題にどうしても歯が立たない場合にのみ、「ダメモト」でこの方法を試してみてはいかがだろうか。

誤解があるといけないので最後に繰り返しておく。
音読・計算練習をしていれば試験対策はバッチリだということはあり得ない。
通常の試験対策の中に、一部、音読・計算練習を追加するのだ。

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2005/08/08