物理学解体新書

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予想問題の反復練習

基本的な考え

問題をどのように予想するかは、その科目や教員のごとにケースバイケースであるのでここで論じることはできない。
中学・高校と異なり、大学・短大・専門学校は指導要領がない。
何を教えるか、どのように教えるかは、各学校の自由なのだ。
だから、予想問題集など出版されにくいのである。


問題は自分で予想するしかない。
前年の出題のコピーが出回った場合は、それを中心に分析する。
教員が「ここから出題する」といった言葉から類推するしかない。


そして、自分の予想とマッチする問題集を買い求めればいいのだ。
後述するように、問題集は出題のパターンに慣れるまで反復して練習する必要がある。
したがって、厚いものは薦められない。


予想が立たない場合は、一般的なものを入手すればいいだろう。
全問、奇抜な問題だけを出す教員は、ほとんどいないからだ。
(指導要領がないので、「絶対いない」とはいえないのだが。)


問題は解ければという発想もあるが、できれば「スラスラ解ける」状態で試験に臨みたい。
そのためには、「限られた問題を何回も解く」という練習を積むに限る。
「膨大な量の問題を、1回ずつ解く」という練習方法をとったところで、スラスラ解けるようにはならない。


あらゆる問題を網羅した厚いものは、何回も反復して練習することはできない。
めったに出題されないような奇問珍問までマスターするのは、時間に余裕のあるときに限るのだ。
問題集は標準的な問題に絞った薄めで、解説の充実したものをお薦めする。
そして、それを何回も反復してスラスラ解けるようになるまで練習するのだ。

■次のページ練習の方法

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2005/10/13



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