物理学解体新書

ミリカンの実験

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比電荷と電気素量

陰極線の性質を調べていたトムソンは、それが質量と電荷を持つ粒子(電子)であることを突き止めた。

電場と磁場の作用によって、陰極線はカーブする。
トムソンはこれを利用し、粒子(電子)の比電荷を測定した。

比電荷とは、電子の電荷(素電荷)を質量で割った値である。
比電荷=素電荷÷質量だ。

比電荷が分かっても、素電荷は質量までは分からないのだ。

ミリカンの実験によって素電荷が分かると、素電荷を比電荷で割れば質量を求めることがきできるのだ。

■次のページ:ミリカンの実験の原理

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2018/08/24



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