物理学解体新書

なぜ、実験課題があるのか

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実験による検証のプロセス

実証されていない理論を仮説といい、仮説が真理かどうか判定する手段が実験である。
科学・理工学といってもその現場は多岐に渡る。仮説の捉え方は現場ごとに異なる。
しかし、どの仮説は実験(観測を含む)により検証を経て真理となることには変わりはない。
ここでは、代表的な現場として、以下の二つを例示する。

現場仮説の捉え方
学術研究・基礎研究理学の未知の現象(未検証の現象)を説明するために設定する仮定のこと
技術開発・製品開発目標の性能、機能を達するための、設計や技術選択のこと


仮説が「実験による検証のプロセス」を経て真理と認められる過程を図示しよう。
物理史を塗り替えるような新理論であっても、メーカーが行う製品化のための技術開発であっても、このプロセスは変わらない。


検証プロセス

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2005/09/04



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