物理学解体新書/携帯版


■保存力■
力Fを受けて、物体がFの方向に、距離sだけ移動したとする。
このとき、Fとsの積を仕事という。


「力」には、引力や電磁気力、摩擦力等様々な種類がある。
「仕事」という視点では、力は保存力と非保存力に分類することができる。
保存力には、重力、バネの弾性力、クーロン力、磁気力が含まれる。
摩擦力や流体の抵抗力は非保存力である。

仕事が経路に依存しないで始点と終点だけで、仕事が決まるような力を保存力という。
遠回りしても仕事は変わらない。

保存力が作用すれば、位置に応じたポテンシャルエネルギーが存在する。
保存力のみが作用していれば、ポテンシャルエネルギーと運動エネルギーの和は常に一定である。これを力学的エネルギー保存の法則という。



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