物理学解体新書ロゴ


質点の力学


HOME質点の力学運動の状態>加速度



加速度


速度が刻々と変化する場合、単位時間あたり(1秒あたりと考えるのが標準)にどれだけ速度が変化するのかといった量が加速度だ。
速度(単位は[m/s])を時間(単位は[s])で割るのだから加速度の単位は[m/s2]である。


例えば、ある物体が30[m/s]で移動している。
この物体の速度は1秒後に35[m/s]、さらに1秒後に40[m/s]、さらにもう1秒後に45[m/s]になった。


1秒あたりに5[m/s]づつ速度が変化しているので、この物体の加速度は5[m/s2]である。
スピードが遅くなる場合は、加速度はマイナスである。


速度と加速度が混乱している人が時々いる。念のため両者の違いを書いておこう。

定義単位
速度単位時間あたりの位置の差m/s
加速度単位時間あたりの速度の差m/s2


後述するが、力は加速度に影響するが、速度と力は無関係だ。
両者を厳密に区別しないと力に関する問題が解けなくなる


ニュートンやガリレオ以前の人々は速度と加速度の区別がなく、両者を混同していたようだ。
ニュートンは速度と加速度の違いを峻別したことによって、力学の根底を築いたのだ。



管理人の関連サイト

地学・天文学・固体地球・宇宙科学の基本の解説

ホーキング織野の サラリーマン、宇宙を語る。


祝日と祭日、シカとトナカイ、干支と十二支は何が違うのか?

ディファレンス / Difference






2005/06/03


前ページ

このページの先頭

次ページ


物理の基礎基本・試験対策・レポート対策

物理学解体新書・HOME



目次

運動の種類

質点

運動の状態
位置
速度
加速度

運動の3法則
慣性の法則(第1法則)
運動方程式(第2法則)
作用反作用の法則(第3法則)

力のつり合い

運動の例
摩擦のない水平面上での運動
落体の運動
放物体の運動
円運動
単振動
単振り子

万有引力の法則
万有引力の法則とは
加速度による確認
ケプラーの第三法則での確認
重力加速度
万有引力定数

力積と運動量
運動量とは
力が運動量を変化させる
運動量保存の法則
力積とは



その他コンテンツ

■実験レポートの書き方のコツ

■有効数字

■剛体の力学

■サラリーマン、宇宙を語る。

■ディファレンス