加速度
速度が刻々と変化する場合、単位時間あたり(1秒あたりと考えるのが標準)にどれだけ速度が変化するのかといった量が加速度だ。
速度(単位は[m/s])を時間(単位は[s])で割るのだから加速度の単位は[m/s2]である。
例えば、ある物体が30[m/s]で移動している。
この物体の速度は1秒後に35[m/s]、さらに1秒後に40[m/s]、さらにもう1秒後に45[m/s]になった。
1秒あたりに5[m/s]づつ速度が変化しているので、この物体の加速度は5[m/s2]である。
スピードが遅くなる場合は、加速度はマイナスである。
速度と加速度が混乱している人が時々いる。念のため両者の違いを書いておこう。
| 定義 | 単位 | |
| 速度 | 単位時間あたりの位置の差 | m/s |
| 加速度 | 単位時間あたりの速度の差 | m/s2 |
後述するが、力は加速度に影響するが、速度と力は無関係だ。
両者を厳密に区別しないと力に関する問題が解けなくなる
ニュートンやガリレオ以前の人々は速度と加速度の区別がなく、両者を混同していたようだ。
ニュートンは速度と加速度の違いを峻別したことによって、力学の根底を築いたのだ。
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2005/06/03
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